「とよかわ みー豚」は脂の甘味と臭みの少なさが特徴の三元豚です。脂もさっぱりしており、どなたでも食べやすい豚肉です。

生産時の「肉の締まり」にこだわることで、肉の旨みを含む水分が抜けにくくなり、豚肉本来の旨みを存分に楽しんでいただけます。

また、一度も冷凍せずにお客様にお渡しするため、冷凍による劣化もありません。

新鮮な豚肉のため、ロース等の赤身部分は、薄ピンク色になります。


美味しさの秘密

お肉の味を決める最も重要なことは生産時のエサであると考え、通常より大麦の比率が高く、加熱済みのペレット化(固形化)されたエサを使用しています。その結果、脂の甘みをより感じられるとともに豚肉独特の臭みを抑えることを可能にしました。また近年、取りすぎが懸念されているリノール酸含量を7.9%(全国銘柄豚平均9.5%)に抑えることで脂の融点が高くなり、肉自体の保水性アップと締まりが良くなっています。これにより、お肉から出る水分(ドリップ)量が少なくなります。ドリップには栄養・風味などのうまみ成分が含まれており、ドリップ量の少なさ=美味しさに繋がります。

 さらに「とよかわ みー豚」はオレイン酸の割合が44.3%(一般的な豚肉39.2%)と高く、より効果が期待されます。

オレイン酸とは

オリーブ油などに多く含まれる一価不飽和脂肪酸のひとつです。LDL(悪玉コレステロール)だけを下げ、HDL(善玉コレステロール)は下げない効果が認められています。

酸化しにくい性質で、体内における過酸化物の発生を抑え、発がん抑制に効果があるといわれています。


名前の由来

先代と代表

名前の由来は、当農場のある「御津町(みとちょう)」と英語で肉を意味する「ミート」という意味もあります。しかし、この名前をつけたのにはもう一つの重要な理由があります。

ヤマグチファーム の前身である『山口養豚場』は先代が一代で築き挙げた養豚場です。先代は、豚舎の修理はもちろん、堆肥場も自分で作ったりで、何でも自分でやらなければ気がすまないような性格でした。そんな、先代は豚の生産も手を抜くことなく、「人のクチに入るものだから、悪いものは作っちゃいかん」と言い続けていました。

また、先代の周りにはいつも人が集まっていました。地域の行事にも積極的に参加し、自宅でどんちゃん騒ぎなんてこともしばしばありました。

そんな、先代「山口美好(やまぐちみよし)」は、みんなから「みーちゃん」の愛称で親しまれていました。そんな先代「みーちゃん」の意思を受け継ぎ、多くの人が集まる場所にしたいという願いも込めて当社の豚を『とよかわ みー豚』と名付けました。